和モダンな注文住宅

和の雰囲気を取り入れるポイント

和モダンとは、日本の伝統的な建築様式に現代の建築様式を織り交ぜたデザインの家のことを言います。折角の注文住宅なのだから和風を取り入れたい、でも洋風の利便性もなくしたくないという人におすすめのテイストです。和モダンの住宅を作るのであれば、単に和室を一部屋作るだけではなく、和と洋を上手くミックスさせることがポイントになります。 良く取り入れられるのが木格子。木格子をパーテーションとして置くと、障子の雰囲気を出せて部屋を和の柔らかい雰囲気にすることができます。アクセントウォールに竹を用いるのもいいでしょう。個性を出しつつ、モダンな雰囲気をより高められます。坪庭を設置するのもおすすめ。セキュリティのために高い塀を設置すると眺めが殺風景になってしまいますが、坪庭なら最低限のスペースで自分たちなりの景観を実現できます。

具体的な施工方法とは?

和モダンな住宅には、よく土壁が使われます。土壁とは、土にわらや砂を混ぜて水で練り、それを塗り固めた壁のこと。日本では昔ながらに親しまれていた工法で、住宅が近代化したことで使われる機会が失われてきましたが、近年その価値が見直され再ブームが起きています。土壁は時間経過で乾燥しひび割れを起こしてしまうと言うデメリットがあるので、もし採用したいと思うのなら定期的にメンテナンスしなければならないことを頭に入れておく必要があります。また、障子や襖などで部屋を分ける場合、問題になるのが音です。隣の部屋の音が筒抜け、というのでは落ち着いて生活できないので、厚みのある防音性能の高い扉や壁を上手く取り入れる必要があります。